リスティング広告でキーワードを入稿する際、キーワードのタイプにも気をつけて運用していますか?今回はリスティングで設定できるキーワードタイプ4つをご紹介します。
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部分一致
デフォルトの設定では、部分一致になります。部分一致とは、登録したキーワードが部分的に一致していれば、あるいは関連していれば表示される可能性があります。たとえば「賃貸」を部分一致で登録した場合、「賃貸マンション」や「賃貸」でも表示される可能性があります。また「ちんたい」や「SUUMO」などでも表示される可能性があります。あくまで可能性があるという程度です。
部分一致は表示回数が多くなり、様々なキーワードで流入してくれます。自分では気づかないお宝キーワードの発掘にも役立ちます。その反面、制御が難しく意図しないキーワードで流入してしまう事もあるので注意が必要です。
また意図しないワードで検索されている場合、CTRの低下を招き品質が低下する可能性も考えられます。慎重にキーワードの選定を行いましょう。
登録ワード例
「賃貸」
表示ワード例(表示の可能性があるワード)
「賃貸」
「賃貸 マンション」
「ちんたい」
「SUUMO」
完全一致
ずばり登録したキーワードで検索された場合のみ表示されます。狙ったキーワードで表示されるのでコントロールしやすく、CTRが高くなる傾向にあります。結果、品質が高くCPCが抑えられる場合も多いと言えるでしょう。
登録ワード例
「賃貸」
表示ワード例
「賃貸」
フレーズ一致
部分一致と完全一致の間のマッチタイプといえるでしょう。たとえば「賃貸 マンション」と登録した場合、「賃貸 マンション 渋谷」または「渋谷 賃貸 マンション」では表示されますが、「マンション 渋谷 賃貸 」では表示されません。「賃貸 マンション」の順序に沿ったワードであれば前後に何らかのワードが含まれていても表示されます。
登録ワード例
「賃貸 マンション」
表示ワード例
「賃貸 マンション」
「賃貸 マンション 渋谷」
「渋谷 賃貸 マンション」
絞り込み部分一致
フレーズ一致より部分一致の要素の強いマッチタイプといえます。通常の部分一致では関連性の低いワードでも表示される可能性がありましたが、絞り込み部分一致ではより関連性の高いワードを含む場合に表示されます。
登録ワード例
「賃貸」
表示ワード例
「賃貸」
「賃貸物件」
「不動産 賃貸」
まとめ
どのマッチタイプが良いかは検証をしてください。全部使えばいいというものでもないし、どれか一つでいいわけでもありません。よりよいアカウントになるよう工夫してみてください!