無店舗型の不動産屋はできたけど、無人の不動産店舗は何でないのかな?と思ってたら、ありました。大東建託の「いい部屋ステーション」。CMなんかでも良く聞くけど何か全然分からなかった。
無店舗型の不動産
代表的な無店舗型の不動産にはイタンジ株式会社があります。仲介手数料無料の無店舗型仲介サービス「ヘヤジンプライム」を提供するという事で話題になりました。無店舗型という事で経費が削減できるため、仲介手数料無料が実現できているようです。現状では東京23区が限定のようなので、これからが楽しみです。
無人型の不動産店舗
無店舗型もいいですけど、不動産探しにネットを利用しない人も多くいるはずです。不動産屋の外に張られている間取り図を見ている方も多くいるのが現状です。店内に入るとスタッフに声かけられて営業されるから、何となくまずは店外の間取りを見てしまっているのでしょう。
だったらスタッフはいない方がいいのではないかと思っていたので、無人の不動産店舗を調べてみました。
いい部屋ステーション 無人部屋探し端末
調べてみると既に大東建託がサービス提供していました。平成23年から徐々に増やしているようで、比較的あたらしく、これからといったところでしょうか。主な設置個所はイオンなどのショッピングセンターです。様々な客層が訪れるショッピングセンターで、買い物の合間に物件探しをするというアクションを狙ったものになります。
無人部屋探し端末「いい部屋ステーション」増加 3月末時点で76拠点117台に拡大
いい部屋ステーション」は不動産店舗に入ることなく気軽に部屋探しができる環境を提供できるとして、出店を増やしているという。拠点全体の58%がイオンへの設置。その他もダイエーやアピタなど各地域のショッピングモールに展開中
実際に使ってみて
とある商業施設にあったので、実際に使ってみました。端末はかなり大きく二人掛けシートに液晶モニタ、印刷機能がついているものです。そばには宣伝用のデジタルサイネージがありました。
使った見た感想は、ほぼウェブサイトと一緒です。。。わざわざ商業施設で見る必要があるのかどうか不思議に思います。日ごろからスマホやPCを利用する人にとっては、あまりお勧めできません。図面のプリントアウトができるくらいですので。
ただあまりインターネットを活用しない方やふらっと暇つぶし程度に物件を探す場合には良いのかもしれません。
安くしてほしい
イタンジ株式会社は無店舗経営にすることで仲介料無料を実現できています。同様にいい部屋ステーションでも価格的にメリットがだせればいいと思うのですが、いまのところないようですね。敷金礼金0円で探せますが、それだけでは。。
まとめ
無店舗型も無人店舗型も新しい不動産経営スタイルで頑張ってほしいと思います。ユーザーは「良い住まいに巡り合い、安く住む。」ということを望んでいると思います。いちユーザーとして、これから物件情報の流通と低価格を実現させてほしいです!